小学校で早まる英語の授業 大学入試に求められる英語
すでに、多くの情報が発信されていますが、日本の英語教育は、大きく変わろうとしています。 2011年度より、小学校5・6年生の授業で「外国語活動」として英語の授業が始まりましたが、2020年を目処にそれが教科化され成績評価の対象になり、さらに小学3年生からも英語の授業が始まる動きになっています。
また、文部科学省の発表によると、2020年度からは、大学入試が大きく変わります(現在の中学2年生の大学入試から)。 これまでの「センター試験」は廃止になり、それに代わるテストされ、英語のように外部の検定試験が導入になるなど、新しい制度が計画されています。これは「大学入試制度の改革」だけではなく「教育制度の改革」です。テストで合格するための『知識・技能』だけでなく、コミュニケーションやディベートをするための『思考力・表現力』なども求められるようになります。
変わる大学入試制度と英語教育
※2016年3月時点の情報を基に作成しています
英語教育改革の背景とは?ますます増える訪日留学生
それでは、なぜ英語教育の改革が必要となったのでしょうか。
ある国立大学の研究室では、10人の生徒のうち日本人は2人、8人が海外からの留学生です。共通言語は英語で、文献や論文も英語を用いることが普通です。これは、この研究室だけ特別という問題ではありません。東日本大震災の後、留学生の数は一時的に減少しましたが、ここ数年でまた増え始めました。国の方針でも30万人まで留学生を増やすことを目標に掲げており、海外へ留学をする生徒も多くなります。今後、ますます英語の語学力が求められる場面も増えていきます。
このようにますますコミュニケーション力が必要となる状況を背景に、学校現場では『読む』『聴く』『書く』『話す』といった4技能を養成する新しい教育制度へ移行していきます。その能力を評価する検定試験で好成績を獲得すれば、大学受験や就職活動の場面でも有利に進めることができるのです。すでに、英語4技能を問う外部検定試験のスコアを大学入試の選考に導入している学校も増えています。 また、就職活動においても、スコアが採用の判断基準になる会社が増えており、その点からも4技能検定の対策で英語力を向上させることが必要となってくるでしょう。
〜全学部の一般入試に資格・検定試験を利用できる大学・試験例〜
大学名 |
入試年度 (予定) |
活用試験 |
国立大学 |
鹿児島大学 |
2016年度〜 |
下記スコアのクリアで、センター試験の「外国語」を満点に
●英検…準1級以上 ●GTEC CBT…1,250点以上
●TEAP…334点以上 ●TOEFL iBT…72点以上 |
筑波大学 |
2019年度〜 |
●Cambridge English ●英検 ●GTEC CBT ●IELTS
●TEAP ●TOEFL iBT ●TOEIC/TOEIC S&W など |
長崎大学 |
2016年度〜 |
下記スコアのクリアで、センター試験の「外国語」を満点に
●TOEFL iBT…61点以上 ●TOEFL PBT…500点以上 ●TOEFL Junior Comprehensive…341点以上 ●TOEIC…730点以上 ●英検…準1級以上
●IELTS…5.5以上 ●GTEC for STUDENTS…700点以上又はGTEC CBT…1,040点以上 |
私立大学 |
上智大学 |
2015年度〜 |
●TEAP |
立教大学 |
2016年度〜 |
●英検 ●GTEC CBT ●IELTS ●TEAP
●TOEFL iBT ●TOEIC/TOEIC S&W |
その他 |
国家公務員 採用試験 |
2015年度〜 |
下記スコアを有する受験者には、 スコア等に応じ総得点に15点又は25点を加算
●TOEFL iBT ●TOEIC ●IELTS ●英検 |
シェーンはダブルイングリッシュシステムで4技能に完全対応!
- 1 ライブレッスン 聴く 話す
-
英語指導資格を持つ外国人講師によるレッスンで、正しい発音、表現力、会話力、リスニング力が自然と身につきます。
- 2 Vゼミ(映像学習) 読む 書く 聴く
-
単語数500以上!一つの言葉を多面的、段階的にレベルを上げながら繰り返し、学んでいくので、単語力や文法力がしっかりと定着します。また、映像学習で学んだ内容をプリント学習でもアウトプットしていくので、書く力もしっかりと身につけることができます。また、レッスンの成果や英語力の進度が分かるプログレスレポートを学期毎に発行。進捗状況を客観的にチェックしながら学習を進めることができます。
▲ PAGE TOP
|